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鋳鉄(鋳物)に関するQ&A
Q.鉄鍋ってどんな料理に適しているの?
A. 現在よく使われている鉄鍋は、すき焼き鍋、鉄鍋餃子、また最近ではアウトドアで使うダッチオーブンなどがあります。鉄の持っている性質上一度熱すると冷めにくく保温効果に優れています。中までじっくり火を通したい料理にピッタリだと思います。
また、熱々のままを持続出来るのでシチューやおでんなど、そのまま鍋を食卓に出しても冷めにくくおいしいままいただけると思います。
鋳鉄の調理器具の特徴は
■冷めにくい…鋳物の鍋はアルミの鍋に比べ、約1.5倍の冷めにくい特性があります。
■温度ムラになりにくい…ムラなく温度が上がるので部分的に食材が焦げ付くことがありません。
■焦げ付きにくい…鋳物の表面は細かい凹凸になっているので調理の際この表面に油が染み込み、更に加熱された空気が入り込むことによって焦げ付きを防いでいるのです。
このような特徴を活かしておいしい料理を作ってください。

Q.手入れが大変そうなのですが・・・
A. 確かに普段使っているアルミやステンレスの鍋のようには扱えない部分もあります。でもちょっとしたコツをつかめば末永く使えます。そのコツを教えましょう。
■はじめて使用するとき
すき焼き鍋・フライパン・天ぷら鍋など油を使う料理は、ショウガ・ネギなど香りの強い野菜くずを、強火で充分に食用油で炒めてから使い始めます。主に煮物料理に使う時にも、同様の野菜くずを水から煮込んで下さい。鉄鍋特有の匂いを抑える働きがあり、油や汁のなじみが良くなります。
■使い終わったら
なるべく温水でタワシか竹のササラを用いて汚れを落とします。洗剤は出来るだけ使用せずに軽く空炊きし、水気を完全に取って食用油を塗る事は避けて下さい。
また、長時間料理を入れたままにしない事を守れば心配ありません。永く使用しない時は、空炊きして水気を完全に取り去り、紙に包んで乾燥した場所に保管します。
ポイントは濡れたまま放置しないこと!
新聞紙は吸水性がよいのでお奨めします。
■鍋に錆が出てしまったら
タワシ又はササラ等で良く洗いながらサビを落とします。
@使い始めの方法で野菜くずを炒める事と、
A鍋に煎茶を入れ(パックが便利)15分ほど煮立て1〜2回繰り返す事の二通りの方法があります。
B深い鍋でしたら揚げ物用として使用すると良い。
その後湯を沸かして、湯がきれいでしたら何時もの様に使って下さい。
又、表面に薄くサビが出ていて、そのサビが洗って取れればそのまま料理しても大丈夫です

Q.鉄鍋等から出る鉄分って?
A. 現在、私たちの5人に1人が貧血症又は準貧血症と言われています。その貧血症の約70%が鉄欠乏性貧血です。鉄の調理器具で作る食物には、アルミやステンレス製の鍋とくらべると約15〜19倍もの鉄分が含まれています。また鉄分の吸収にはビタミンCと一緒に摂取すると良いそうです。特に妊婦や子供には、積極的な鉄分の摂取が必要なのです。また、アルツハイマー痴呆症も鉄分不足が関係していると言われています。

Q.IHコンロ(電磁調理器)で使いたいのですが・・・
A. 最近増えてきたIHコンロですが、まずはIHコンロの原理を簡単に説明します。
IHとは電磁誘導加熱(Induction Heating)のこと。磁力線の働きで、鍋自体をヒーターのように発熱させます。うずまき状のコイルから発生する磁力線によって上に置かれた鉄鍋の底に うず電流 を生じさせます。鉄は電気抵抗があるため、流れる電流が熱に変わり、鍋の底板が熱くなります。
電磁調理器で使えるのは、鉄鍋、鉄ホーロー鍋、ステンレス鍋、鉄フライパンなどです。アルミ鍋が使えないのは、抵抗が少ないので電流は通っても充分な発熱が得られないからです。
つまり南部鉄器はIHコンロには最適な鍋なのです。


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